have to do ～

• 動詞/熟語

• 元になった単語have

• 類義語
• have got to do
• must

「must」よりも強制力が小さく、否定形になったときに別の意味になります。

1. [have to do ～] ～しなければならない・～する必要がある

   日本語の訳では must とほぼ同じですが、have to do は外的な要因や事情によって起こる状況での、最善策に近い「絶対～するべき」という意味であり、他の選択肢が存在する比較的緩い「強制」で、使いやすい表現です。そうするしかないという自分の強い意志や義務を表す must とは強制力という点で異なります。過去形の場合は、must の代わりに had to が用いられます。

2. [not have to do ～] ～しなくてもいい・～する必要はない

   have to は 肯定文では must と似ていますが、have to の方が強制力が小さいために否定形にしたときに大きく異なる意味になります。must not が「～してはいけない」という禁止の意味になるのに対して、not have to do は「～しなくてもいい」というかなり弱い、提案に近い意味です。