forget
- 動詞
forget は「状態」を表す動詞のため時制のニュアンスがややこしく、特に現在形の意味は普通の動詞の現在完了形に近いものになります。現在形の forget は「忘れてしまっていて、今思い出そうとしたけど思い出せない」という意味、過去形の forgot は「忘れていたけど今思い出した(忘れていたことに気づいた)」という意味、現在完了形の have forgotten は「忘れてしまった(今も思い出せない)」の意味になり、結局、現在の時点で思い出せているのは過去形の場合のみになります。
- 発音記号fərgét - fərgάt - fərgάtn カナ読みフォーゲット - フォーガット - フォガトゥン 音節for‧get
- 三人称単数形forgets 現在分詞形forgetting 過去形forgot 過去分詞形forgotten
意味
他動詞
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~を忘れる・~を思い出せない
過去の出来事や人、物事などを忘れてしまうという意味です。
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(物を)どこかに置き忘れる・忘れてくる・持ってくるのを忘れる
何らかの物をどこかに忘れてきたり、買ったりきたり持ってきたりするのを忘れてしまうという意味です。この意味では forget about ~ とはできません。
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[forget to do ~] ~することを忘れる・忘れて~しない
やらなければならない事、やるはずだった事を、忘れてしまってしないという意味です。肯定文では forgot to do や have forgotten to do が主に使われ、現在形は「Don't forget to do ~ : ~するのを忘れないで」という意味の命令文で主に使われます。
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[forget doing ~] ~したことを忘れる
過去にした事を忘れてしまうという意味で、通例では否定文でよく用いられます。
自動詞
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[forget about ~] ~のことを忘れる・~について考えないようにする
直接目的語をとらない、forget の自動詞としての用法です。「物事を忘れる」という意味では、他動詞の「forget ~」とほぼ同じですが、大きな違いとして forget ~ のような「物をどこかに置き忘れる」という意味で「forget about ~」を使うことはできません。
例文
1.~を忘れる・~を思い出せない
2018-11-19 例文が追加されました
結婚式で、映画学校の同級生と思われる友人たちがビデオに向かってメッセージを送っています。